Capteur optique et appareil de lecture magneto-optique
专利摘要:
公开号:WO1991007749A1 申请号:PCT/JP1990/001492 申请日:1990-11-15 公开日:1991-05-30 发明作者:Atsushi Fukumoto;Michio Oka 申请人:Sony Corporation; IPC主号:G11B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 光学ピッ クアップ装置及び光磁気再生装置 技 術 分 野 [0002] 本発明は、 光磁気ディスク等の光記録媒体に記録された情報信号 の読み出しに用いられる光学ピッ クアップ装置及びこの光学ピッ ク ァッブ装置を用いた光磁気再生装置に関する。 i o 背 景 技 術 従来、 光磁気ディスクのように、 記録層における垂直磁化膜の磁 化方向を転換して情報信号を記録し、 さらに上記記録された情報信 号を光学的に読み出すように構成された光記録媒体が提案されてい [0003] I β 。 [0004] このような光記録媒体に記録された情報信号を読み出す光学ピッ クアツプ装置は、 この光記録媒体の信号記録面に直線偏光状態の光 ビームを対物レンズを介して集光して照射するとともに、 この光ビ ームの上記光記録媒体から反射された戻り光の直線偏光の方向の変 化を光検出器で検出するように構成されている。 すなわち、 上記光 記録媒体からの戻り光は、 上記光ビームが照射された部分の磁化の 方向に対応して、 カー効果により偏光方向が変化させられている。 そこで、 上記戻り光の偏光方向の変化を、 上記光学ピッ クアップ装 置内に配設される例えば偏光依存性のあるビームスプリ ッタを介し て光強度を検出する光検出器の如き検出手段により、 上記戻り光の 偏光方向の変化を検出することにより、 上記光記録媒体の磁化方向 の違いが検出される。 そして、 上記光学ピッ クアップ装置を用いた 光磁気再生装置では、 上記検出される磁化方向の違いに基づいて、 上記光記録媒体に記録された情報信号の再生が行われる。 [0005] ところで、 光磁気ディスクは、 ディスクの周回り方向に形成され た記録トラッ ク上に記録ピッ トを順次配列させて情報信号の記録を 行うように構成されている。 この種の光磁気ディスクにおける情報 信号の記録密度は、 記録トラック上に順次配列される記録ピッ トの 記録密度である記録線密度及びディスクの径方向に互いに隣接する 記録トラックのピッチである記録トラック密度によって決定される c そして、 光磁気ディスクにおける情報信号の記録密度を決定する記 録線密度及び記録トラック密度は、 この光磁気ディスクから情報信 号を読出す光学ピックァップ装置が有する力ッ トオフ周波数 ί C に よって制限を受けてしまう。 例えば、 記録トラック上に順次配列さ れるそれぞれの記録ピッ トを構成する磁化方向の変化の空間周波数 が、 上記カッ トオフ周波数 f c より も高くなると、 戻り光から情報 信号を読出すことができなくなってしまう。 また、 ディスクの径方 向に互いに隣接する記録トラッ クのピツチに対応する空間周波数が 上記カッ トオフ周波数 f c よりも高くなると、 互いに隣接する記録 トラックから情報信号の読出しが行われてしまういわゆるクロス ト ークを生じさせてしまう。 [0006] そして、 光学ピッ クアップ装置の力ッ トオフ周波数 f c は、 光学 ピッ クァップ装置を構成する対物レンズの開口数 N A及び上記光学 ピックァップ装置から出射される光ビームの波長 λによって決定さ れるものである。 さらに、 対物レンズの開口数 Ν Α及び光ビームの 波長; Iにより、 光磁気ディスクの信号記録面に集束される光ビーム のビームスポッ トの径、 すなわち大きさが決定される。 これらの関 係から光学ピッ クァップ装置の力ッ トオフ周波数 f c は、 光記録媒 体上に集束される光ビームのビームスポッ トの径が小さ くなるほど 高くなる。 そして、 上記カツ トオフ周波数 f c は、 対物レ ンズの開 口数 N A及び光ビームの波長 λ との間で第 1式に示す如き関係を有 する。 [0007] f c = 2 N A / λ 第 1式 この第 1式から、 例えば、 対物レンズの開口率 Ν Αを 0 . 5、 光源 から出射される光ビームの波長; Iを 0 . 7 8 z mとする光学ピッ ク ァップ装置では、 空間周波数が 1 2 8 0 1 i ns/mm で記録された情報 信号までの読出しが可能であり、 これ以上の高周波数で記録された 情報信号の読み出しを行うことはできない。 [0008] 上記第 1式より、 光学ピックアップ装置のカッ トオフ周波数 ί C を高くするためには、 対物レンズの開口数 Ν Αを大き く し、 あるい は、 上記光ビームの波長スを短くすればよい。 そして、 上記カ ツ ト オフ周波数 f c を高くすることにより、 この光学ピッ クアップ装置 により読出し可能な光磁気ディスクの記録密度を向上させるこ とが できる。 [0009] しかし、 対物レンズの開口数を大き くすると、 例えば収差の補正 が充分に行えなくなり、 良好な特性を有するレンズを設計、 製造す ることが困難となる。 また、 光源として多く用いられる半導体レー ザ素子においては、 発光する光ビームの波長を短くするこ とは、 短 波長光ほど光エネルギーが大きい等のため、 この半導体レーザ素子 の設計、 製造を困難となす。 そこで、 本発明は、 上述の実情に鑑みて提案されるものであって、 対物レンズの開口数を大き くすることなく、 また、 光ビームの波長 を短くすることなく、 これら開口数及び波長により決まるカツ トォ フ周波数を越える空間周波数を有して高記録密度で記録された情報 信号の読出しを行うことができる光学ピッ クアップ装置を提供する ことを目的とする。 [0010] また、 本発明は、 高記録密度で情報信号を記録した光情報ディス クを記録媒体に用いることを可能となす光磁気再生装置を提供する ことを目的とする。 発 明 の 開 示 [0011] 本発明に係る光学ピックアップ装置は、 光ビームを発する光源と、 上記光ビームを偏光方向が互いに直交する直線偏光状態であるとと もに進行方向が互いに異なる 2つの光ビームに分割する光分割素子 と、 この光分割素子により分割された 2つの光ビームが入射され入 射された光ビームの進行方向に直交する面内で互いに直交する 2軸 についての振動成分間の位相を変換する位相変換素子とを備え、 記 録媒体上に互いに偏光状態の異なる 2つのビ一ムスポッ トをこれら ビームスポッ トの一部を重ね合わせて照射するように構成されたも のである。 [0012] また、 本発明に係る光磁気再生装置は、 上記光学ピッ クアップ装 置を用いたものである。 [0013] 上記光学ピッ クアップ装置は、 光記録媒体上に互いに偏光状態の 異なる 2つのビームスボッ トがこれらビームスポッ トの一部が重ね 合わされて照射されるので、 上記光記録媒体上には、 3種類の偏光 一 一 [0014] 状態の光ビームが照射される領域が形成され、 この 3種類の偏光状 態の光ビームのうち情報信号の読出しに関与する光ビームの照射さ れる領域は、 1 つのビームスポッ トより も小さ くなる。 図面の簡単な説明 第 1 図は本発明に係る光学ピッ クアップ装置の構成を模式的に示 す側面図である。 [0015] 第 2図は上記光学ピッ クアップ装置により光記録媒体上に形成さ れるビームスポッ トの状態を模式的に示す拡大平面図である。 [0016] 第 3図は本発明に係る光学ピッ クアップ装置の他の使用例におい て光記録媒体上に形成されるビームスボッ トの状態を模式的に示す 拡大平面図である。 [0017] 第 4図は本発明に係る光学ピッ クァップ装置の他の実施例におい て光記録媒体上に形成されるビームスボッ トの状態を模式的に示す 拡大平面図である。 [0018] 第 5図は第 4図に示すビームスボッ トを形成する光学ピッ クアツ プ装置を構成する光検出器の構成を模式的に示す拡大正面図である。 第 6図は第 4図に示すビームスポッ トを形成する光学ピッ クァッ プ装置を構成する光検出器の構成の他の例を模式的に示す拡大正面 図である。 発明を実施するための最良の形態 [0019] 以下、 本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説明する。 本発明に係る光学ピッ クアップ装置は、 第 1 図に示すように、 光 源となる半導体レーザ素子 1 を有し、 この半導体レーザ素子 1 より 発せられる光ビームを、 所定の光学デバイスを介して、 光記録媒体 としての光磁気ディスク 2上に照射するように構成された装置であ る ο [0020] 上記半導体レーザ素子 1 より発せられた光ビーム b , は、 位相の 揃ったコヒーレン トな光ビームであり、 また、 進行方向に直交する 第 1 図中矢印 Aで示す一方向の偏光方向を有する直線偏光状態とな されている。 なお、 第 1図においては、 上記矢印 Aは、 紙面に垂直 な方向として示してある。 [0021] 上記光ビーム b , は、 コ リ メータレンズ 3により平行光ビーム b 2 となされ、 第 1 の旋光子 4 に入射される。 この第 1 の旋光子 4 に は、 例えば 1 2波長板が用いられる。 上記平行光ビーム b 2 は、 上記第 1 の旋光子 4を透過することにより、 偏光方向を 4 5 ° 回転 された光ビーム b 3 となる。 [0022] この光ビーム b 3 は、 光分割素子となるウ ォラス ト ンプリ ズム (Wol laston PI i sm) 5 に入射される。 このウォラス ト ンプリ ズム 5 は、 入射される光ビーム b 3 を、 進行方向を互いに所定角度 0ずら せた光量の等しい 2つの光ビーム b 4 , b 5 に分割する。 また、 上 記ウォラス トンプリズム 5により分割された 2つの光ビーム b 4 , b 5 は、 第 1図中矢印 P及び矢印 Sで示すように、 偏光方向が互い に直交する直線偏光状態となされている。 [0023] 上記ゥオラス トンプリズム 5は、 例えば所定の結晶構造を有し複 屈折性を呈する材料からなる 2つのプリズム 5 a, 5 bが、 互いに 結晶軸方向を直交させるとともに、 入射する光ビームの進行方向に 対して所定の傾き角を有する接合面 5 cを介して接合されてなるも のである。 このウォラス トンプリズム 5に入射された光ビーム b 3 のうちの上記接合面 5 cに対する P偏光成分と S偏光成分とについ ては、 上記接合面 5 cを通過する前後の屈折率の変化のしかたが逆 になる。 そのため、 上記 P偏光成分と上記 S偏光成分とは、 上記接 合面 5 cにおける屈折の方向が逆方向となり、 この接合面 5 cで分 割される。 このウ ォラス トンプリズム 5により分割された光ビーム b 4 , b 5 の光量は、 上記第 1 の旋光子 4を光軸回りに回転させる ことにより、 同一となるように調整することができる。 [0024] なお、 第 1 図においては、 上記矢印 Pは上記矢印 Aと同一方向で ある。 [0025] そして、 上記ゥオラス トンプリズム 5により分割された 2つの光 ビーム b 4 , b 5 は、 位相変換素子となる 1 Z 4波長板 6に入射さ れる。 この 1 4波長板 6は、 入射された光ビーム b 4 , b 5 の進 行方向に直交する面内で互いに直交する 2軸についての振動成分間 の位相を変換し、 これら光ビーム b 4 , b 5 を、 互いに回転方向が 逆の円偏光状態の 2つの光ビーム b 8 , b 7 となすように配設され ている。 すなわち、 この 1 / 4波長板 6は、 結晶軸方向が上記各光 ビーム b 4 , b 5 の偏光方向に 4 5 ° をなすように配設されている c 上記 1 4波長板 6を透過した互いに回転方向が逆の円偏光状態 の 2つの光ビーム b e , b 7 は、 ビームスプリ ッタ 7を透過し、 次 いで、 対物レンズ 8により、 上記ディスク 2上にそれぞれ集光され る。 すなわち、 上記ディスク 2上には、 第 2図に示すように、 第 2 図中矢印 C及び矢印 Dで示す互いに回転方向が逆の円偏光状態であ つて、 第 2図中矢印 Φ Β で示す所定の直径 Φ Β を有する 2つのビー ムスポッ ト 5 , , β 2 が形成される。 第 2図中矢印 Δ B で示す上記各ビームスポッ ト , , /3 2 の中心 間の間隔厶 B は、 上記対物レンズ 8の焦点距離を f とし、 上記ゥォ ラス トンプリズム 5により分割された 2つの光ビーム b 4 , b 5 の 進行方向のなす角を 0 とすると、 Δ Β = f 6>により示されるので、 上記焦点距離 f 及び上記各 0を変更することにより適宜設定できる C そして、 上記間隔厶 B は、 上記ビームスポッ ト , , ^ 2 の直径 Φ [0026] B より も小さ くなされ、 これら 2つのビームスポッ ト ^ , , β 2 力 上記ディスク 2上において一部が重なり合うようになされている。 上記各ビームスポッ ト i8 3 , β 2 が互いに重なり合った重複部分 8 [0027] 3 に照射される光ビームは、 上記各光ビーム b 6 , b 7 がそれぞれ コヒーレン トであることにより、 これら光ビーム b 6 , b 7 が互い に干渉し、 第 2図中矢印 Eで示すように、 上記各ビームスポッ ト /3 [0028] ! , β 2 の中心間を結ぶ方向の直線偏光状態となされている。 また、 第 2図中矢印 で示す上記重複部分 yS 3 の上記各ビームスポッ ト β 1 , 2 の中心間を結ぶ方向の長さ ^ Β は、 = Φ Β - Δ Β に より示すことができる。 したがって、 この長さ £ Β は、 上記各ビー ムスポッ ト; S i , β 2 の直径 Φ Β より も小さ く、 また、 上記間隔 Δ Β を変更することにより、 適宜設定できる。 [0029] ところで、 上記ディスク 2上には、 記録トラック T R が形成され ている。 この記録トラック T R は、 上記ディスク 2の内周側より外 周側に亘つて螺旋状に'形成され、 上記ディスク 2の径方向に亘つて 所定のピッチをもって順次円周状に形成された状態となされている, この記録トラッ ク T R 上には、 垂直磁化の方向の違いにより情報信 号を記録する複数の記録ピッ ト Ρ τ が、 第 2図中矢印 tで示す上記 記録トラック T R が連なる トラック方向に配列されて形成されてい る。 [0030] 直線偏光状態の光ビームが上記各記録ピッ ト Ρ τ 上に照射される と、 この光ビームは、 照射された記録ピッ ト Ρ τ の垂直磁化の方向 に応じて、 力一効果により偏光方向を変化されて反射される。 また 円偏光状態の光ビームがこれら記録ピッ ト Ρ τ 上に照射されると、 この光ビームは、 カー効果の影響を受けず、 円偏光状態のままで反 射される。 すなわち、 上記各光ビーム b β , b 7 の上記ディ スク 2 から反射された光ビームである戻り光 b 8 , b 9 は、 上記重複部分 β 3 より反射される光ビームが上記カー効果により直線偏光の方向 を変化させらるが、 上記各ビ一ムスポッ ト S i , β 2 の上記重複部 分 β s 以外の部分からの戻り光は円偏光状態のまま反射される。 [0031] そして、 この光学ピックアップ装置は、 上記各ビームスポッ ト , , β ζ 間を結ぶ方向が、 上記記録トラック T R のトラ ッ ク方向と なるように、 上記ディスク 2に対して位置決めされている。 また、 上記各記録ピッ ト Ρ τ は、 第 2図中矢印 で示す所定のピッ ト長 i ? 及び第 2図中矢印 Δ Ρ で示す所定のピッ ト間隔 Δ Ρ を有して形 成されている。 [0032] 上記ピッ ト長^ Ρ は記録される情報信号の記録形式によっては常 に一定でなく情報信号の内容に応じて変化する場合があるが、 この ピッ ト長^ Ρ の最小値 mi n ^ P は、 上記記録トラッ ク T R の トラ ッ ク方向の空間周波数が、 上記重複部分 3 の上記各ビームスポッ ト β , , 2 の中心間を結ぷ方向の長さ i B に対応する力 ッ トオフ周 波数を越えないように定められている。 また、 上記ピッ ト間隔 Δ Ρ も、 上記ピッ ト長^ Ρ と同様に、 記録される情報信号の記録形式に よっては常に一定でなく情報信号の内容に応じて変化する場合があ るが、 このピッ ト間隔 Δ Ρ の最小値 πΰ η Δ ρ は、 上記記録トラ ッ ク T R の トラック方向の空間周波数が、 上記長さ に対応するカ ツ トオフ周波数を越えないように定められている。 [0033] 上記ディスク 2からの戻り光 b 8 , b s は、 上記対物レンズ 8を 介して平行光となされて、 上記ビームスプリ ッ夕 7に戻る。 そして、 これら戻り光 b 8 , b 9 は、 このビームスプリ ッタ 7において反射 されて、 第 2の旋光子 9に入射する。 この第 2の旋光子 9には、 1 / 2波長板が用いられる。 [0034] 上記第 2の旋光子 9においては、 上記各戻り光 b 8 , b 9 のうち の上記重複部分 より反射された戻り光が、 第 1 図中矢印 Fで示 す方向の直線偏光状態であるため、 この偏光の方向を光軸回りに 4 5 ° 回転させられる。 上記各戻り光 b 8 , b 9 のうちの上記重複部 分 /3 3 以外の部分より反射された戻り光は、 円偏光状態であるため、 上記旋光子 9において偏光状態を変化させられない。 [0035] 上記第 2の旋光子 9を透過した戻り光は、 検出レンズ 1 0 により 収束光となされて偏光ビームスプリ ッタ 1 1 に入射される。 この偏 光ビームスプリ ツ夕 1 1 において、 上記各戻り光 b 8 , b 9 のうち の上記重複部分 /8 3 より反射された戻り光は、 上記第 2の旋光子 9 により直線偏光の方向を光軸回りに 4 5 ° 回転させられているので. 略 5 0 が透過して第 1 の光検出器 1 2上に集光し、 残る略 5 0 % が反射されて第 2の光検出器 1 3上に集光する。 また、 上記各戻り 光 b 8 , b 9 のうちの上記重複部分; 8 3 より反射された戻り光の上 記偏光ビームスプリ ツ夕 1 1 における透過率及び反射率は、 上記力 一効果による直線偏光方向の変動に応じて変動する。 そして、 上記 各戻り光 b 8 , b a のうちの上記重複部分 ^ 3 以外の部分より反射 された戻り光は、 円偏光状態となされているので、 上記偏光ビーム スプリ ツ夕 1 1 においては、 常に、 略 5 0 が透過して第 1 の光検 出器 1 2上に集光し、 残る略 5 0 %が反射されて第 2の光検出器 1 3上に集光する。 [0036] 上記第 1及び第 2の光検出器 1 2 , 1 3は、 例えばフ ォ ト ト ラ ン ジス夕ゃフ ォ トダイオー ドからなる。 これら光検出器 1 2 , 1 3 の 出力は、 互いに差し引かれ、 いわゆる差動検出方式により、 上記デ イスク 2に記録された情報信号の読取り信号となされる。 すなわち、 上記各光検出器 1 2, 1 3の出力のうち、 上記力一効果に応じた上 記偏光ビームスプリ ッタ 1 1 における透過率及び反射率の変動成分 に対応する出力だけが取り出され、 変動しない成分については互い に相殺されて零となる。 [0037] 上述のように、 本発明に係る光学ピックァップ装置においては、 上記各ビームスポッ ト S ! , β 2 の直径 Φ Β に対応する力ッ トオフ 周波数よりも高周波数の空間周波数を有して上記ディスク 2に記録 された情報信号を読み出すことができる。 [0038] また、 この光学ピックアップ装置は、 光磁気再生装置に適用され、 この装置の情報検出用へッ ドとして機能する。 [0039] なお、 本発明に係る光学ピックアップ装置において、 光分割素子 は、 上述のようなウォラス トンプリズム 5に限定されず、 回折格子 と旋光子とにより構成されたものを用いてもよい。 また、 この光学 ピッ クアツプ装置は、 上記半導体レーザ 1 を上記記録トラ ッ ク T R の トラッ ク方向に対して光軸回りに 4 5 ° 回転させれば、 上記第 1 の旋光子 4を用いることなく構成することができる。 さらに、 この 光学ピッ クアップ装置は、 上記偏光ビームスプリ ッタ 1 1 及び上記 各光検出器 1 2, 1 3を光軸回りに 4 5 ° 回転させれば、 上記第 2 の旋光子 9を用いることなく構成することができる。 [0040] そして、 前記第 2図に示すように構成された本発明に係る光学ピ ックアツプ装置は、 第 3図に示すように、 上記ディスク 2上に形成 される各ビームスポッ ト 8! , β 2 がこれらビームスポッ ト ^ , , β 2 間を結ぶ方向が上記記録トラック T R のトラック方向に直交す るように配設して用いることができる。 このように配設された光学 ピッ クァップ装置においては、 第 3図中矢印 Α τ で示す記録トラ ッ ク T R 間の トラックピッチ厶 τ が、 上記各ビームスポッ ト /3! , β 2 の直径 Φ Β に対応する力ッ トオフ周波数よりも高い空間周波数に 対応する間隔となされて記録された情報信号を、 いわゆるクロス ト —クを生じることなく読み出すことができる。 [0041] さらに、 本発明に係る光学ピッ クアップ装置においては、 上記第 1 図及び第 2図に示したように、 2つのビームスポッ ト ^ , , β 2 が上記記録トラック T R の トラッ ク方向に配列されて形成されるよ うに構成、 配設して、 上記 1 4波長板 6を光軸回りに略 4 5 ° 回 転させると、 第 4図に示すように、 上記重複部分 yS 3 に照射される 光ビームが、 第 4図中矢印 Gで示すように、 円偏光状態となされる < すなわち、 この場合には、 上記ウォラス トンプリズム 5を透過した 各光ビームは、 上記 1ノ 4波長板 6により、 偏光方向を変化させら れることなく、 互いの位相を 9 0 ° ずらされた状態となる。 したが つて、 上記各ビームスポッ ト , , 2 は、 第 4図中に矢印 H及び 矢印 Iで示すように、 それぞれ互いに直交する方向の直線偏光状態 の光ビームにより形成され、 上記重複部分; S 3 にはこれら光ビーム が干渉した円偏光状態の光ビームが照射される。 このように構成した光学ピッ クアップ装置においては、 上記第 1 及び第 2の光検出器 1 2, 1 3の出力を差動検出すると、 上記各ビ 一ムスポッ ト , , β 2 の上記重複部分;5 3 以外の一対の部分より 反射された光ビームの上記カー効果による変動成分が検出される。 この場合の上記各光検出器は、 第 5図に示すように、 上記各ビーム スボッ ト S , , β 2 の上記重複部分 /3 3 以外の一対の部分より反射 された光ビーム ^ 4 , β 6 の一方のみについて光強度を検出する受 光面 1 4を有するように構成する。 なお、 この受光面 1 4 は、 第 6 図に示すように、 光強度を検出しょう とする光ビーム 4 , β 5 の [0042] —方の断面積より も小さな面積を有してなるものとしてもよい。 上 記各光検出器 1 2 , 1 3は、 光強度を検出しょう とする光ビームの 断面積の略々 4 0 %程度以上の面積の受光面 1 4を有していれば、 充分に上記光ビームの強度を検出することができる。 [0043] この光学ピックアップ装置においても、 第 1 図及び第 2図に示し た 2つのビ一ムスポッ ト /5 , , β 2 が上記記録トラッ ク T R の トラ ッ ク方向に配列されて形成されるように構成、 配設した光学ピッ ク 了ップ装置と同様に、 上記各ビームスポッ ト S , , β 2 の直径 Φ Β に対応するカツ トオフ周波数よりも高い空間周波数を有して上記デ イ スク 2に記録された情報信号を読み出すことができる。 [0044] また、 上述のように構成された光学ピッ クアップ装置を用いた光 磁気再生装置は、 上記光学ピッ クアップ装置が有する力 ッ トオフ周 波数より も高い空間周波数をもって情報信号を記録した光磁気ディ スクを記録媒体に用いることができる。 産業上の利用可能性 本発明に係る光学ピックアップ装置は、 光記録媒体上に互いに偏 光状態の異なる 2つのビームスポッ トがこれらビームスポッ トの一 部を重ね合わされて照射される。 [0045] したがって、 光記録媒体上には、 3種類の偏光状態の光ビームが 照射される領域が形成される。 この 3種類の偏光状態の光ビームの うち、 情報信号の読出しに関与する偏光状態である光ビームの照射 される領域は、 1つのビームスポッ トよりも小さい。 [0046] この光学ピックアップ装置においては、 読出し可能な情報信号の 空間周波数は、 情報信号の読出しに関与する偏光状態である光ビー ムの照射される領域に等しい大きさのビ一ムスボッ トによって情報 信号の読出しを行う場合と同等となる。 [0047] すなわち、 この光学ピックアップ装置は、 対物レンズの開口数を 大き くすることなく、 また、 光ビームの波長を短くするこ となく、 これら開口数及び波長により決まるカツ トオフ周波数を越える空間 周波数を有して高記録密度で記録された情報信号の読出しを行う こ とができる光学ピックアツプ装置を提供できるものである。 [0048] また、 この光学ピックアップ装置は、 光磁気再生装置に適用され、 この装置の情報検出用へッ ドとして機能する。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 . 光ビームを発する光源と、 上記光ビームを偏光方向が互いに直行する直線偏光状態である とともに互いに異なる 2つの光ビームに分割する光分割手段と、 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームが入射され、 入 射された光ビームの進行方向に直交する 2軸についての振動成分間 の位相を変換する位相変換素子とを備え、 記録媒体上に互いに偏光状態の異なる 2つの光ビームの一部を重 ね合わせて照射してなる光学ピックアツプ装置。 . 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームビームスポッ ト の一部が重ね合わせられた部分は、 上記光分割手段により分割され た 2つの光ビームスポッ トの大きさより小さいことを特徵とする請 求の範囲第 1項記載の光学ピックアツプ装置。 . 上記光分割手段に入射される上記光源から出射された光ビームは- 直線偏光で、 その偏光方向が光軸回りに 4 5 0 回転していることを 特徵とする請求の範囲第 1項記載の光学ピックアツプ装置。 . 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームは、 上記位相変 換素子を透過することによって、 互いに回転方向が逆の円偏光の光 ビームに変換されてなることを特徵とする請求の範囲第 3項記載の 光学ピッ クアップ装置。 . 上記位相変換素子を光軸回りに 4 5 ° 回転させることによって、 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームは、 上記位相変換 素子を透過することによって多義に直交する直線偏光の光ビームに 変換されてなるなることを特徵とする請求の範囲第 3項記載の光学 ピックアップ装置。 . 光学ピッ クアップ装置から光記録媒体に照射された光ビームの上 記光記録媒体からの戻り光を上記光学ピックァップ装置の光検出手 段により検出することによって上記光記録媒体に記録された情報を 読み取るようにした光磁気再生装置において、 上記光学ピックアップ装置が、 上記光記録媒体上で偏光状態の異 なる 2つの光ビームの一部が重なり合うように照射してなる光磁気 再生装置。 7 . 上記光学ピックアップ装置は、 光ビームを発する光源と、 上記光 ビームを偏光方向が互いに直交する直線偏光状態であるとともに互 いに異なる 2つの光ビームに分割する光分割手段と、 上記光分割手 段により分割された 2つの光ビームが入射され、 入射された光ビー ムの進行方向に直交する 2軸についての振動成分間の位相を変換す る位相変換素子とからなることを特徵とする請求の範囲第 6項記載 の光磁気再生装置。 8 . 上記光学ピックアップ装置から出射された 2つの光ビームスポッ トの一部が重ね合わせられた部分は、 上記光分割手段により分割さ れた 2つの光ビームスボッ トの大きさよりも小さいことを特徵とす る請求の範囲第 6項記載の光磁気再生装置。 9 . 上記光分割手段に入射される上記光源から出射された光ビームは. 直線偏光で、 その偏光方向が光軸回り 4 5 0 回転しているこ とを特 徵とする請求の範囲第 6項記載の光磁気再生装置。 1 0 . 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームは、 上記位相 変換素子を透過することによって、 互いに回転方向が逆の円偏光の 光ビームに変換されてなることを特徵とする請求の範囲第 9項記載 の光磁気再生装置。 1 1 . 上記光磁気再生装置は、 上記光学ピックアップ装置から出射さ れた 2つの光ビームの上記光記録媒体上での各スボッ トの重なり合 つた部分からの戻り光を上記光検出手段により検出するようにした ことを特徵とする請求の範囲第 1 0項記載の光磁気再生装置。 1 2 . 上記位相変換素子を光軸回りに 4 5 ° 回転させることによって、 上記光分割手段により分割された 2つの光ビームは、 上記位相変換 素子を透過することによって、 互いに直交する直線偏光の光ビーム 0 に変換されてなることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の光磁気 再生装置。 1 3 . 上記光磁気再生装置は、 上記光学ピックアップ装置から出射さ れた 2つの光ビームの上記光磁気記録媒体上での各スポッ 卜の重な り合った部分以外の部分からの戻り光を上記光検出手段により検出 5 するようにしたことを特徵とする請求の範囲第 1 2項記載の光磁気 再生装置。 0 δ
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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